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熊本県回答 2013年６月28日

2013年６月28日

水俣病溝口訴訟原告　溝口秋生　様
水俣病溝口訴訟弁護団
　　　　代表　弁護士　山口紀洋　様

熊本県環境生活部水俣病審査課長

　６月17日付けの申入書に対し、次の２点について回答します。
　なお、そのほかの申し入れ項目に対する回答につきましては、引き続き検討を行って おります。

記

１　５月17日における見解について

　５月17日の面談の際は､溝ロチエさんに対する棄却処分に関する気持ちについて十分にその意をお伝えできずに申し訳なく思っております｡溝ロチエさんに対する認定申請の棄却については知事と同様の思いであり、ご本人並びにご遺族に、心よりお詫び申し上げます。
　ご本人が亡くなられてからすぐに病院調査を行わず､実施までに相当期間を経ることになり、結果として資料が揃わなかったことについても、反省し、申し訳なく思っております。現在は、病院調査については速やかに着手しております。

２　総合的検討の具体化について

　症候の組合せに該当しない場合の総合的検討の具体化については、環境省がその検討を行っています。県としては認定業務の実務を担う立場から協力しているところです。
　また、検討にあたっては組織として対応しています。担当は熊本県においては環境生活部水俣病審査課です。

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